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膨大な書籍情報データベースから自動でWebサイトを生成。サイト制作や更新作業効率を大幅に改善

取材協力/ 株式会社KADOKAWA 天野 利紀さん

a-blog cmsを導入してよかったこと

  • 膨大な書籍情報データベースから自動でWebサイトを生成し、大幅な業務効率化に成功。
  • 操作しやすいインターフェースで、作業効率が大幅に改善できた。
  • 国産のCMSでかつサポート体制に安心。二人三脚で課題に取り組んでいただいている。

御社(または事業部)の事業内容について教えてください。

デジタルプロモーション企画部クリエイティブ企画開発課では、主に商品のプロモーションサイトの制作および制作ディレクションを中心に行なっています。

弊社では毎月 500点以上の書籍が刊行されており、新刊情報やイベント告知などのプロモーションを a-blog cms を使用した Webサイトで行なっています。「電撃文庫」「角川つばさ文庫」「カドブン」など、1,000サイト以上ものWebサイトを運用しています。



a-blog cmsを導入されたきっかけは何でしたか?

a-blog cms を導入する前は、部署や事業部によって異なるシステムを使用しており、統一性のない状況で運用が行われていました。

WordPress や Movable Type ほか、社内で開発した CMS等も運用しており、管理・運用の負荷が大きくなっていたことが課題となっていました。会社合併を機に、そうした課題の解決に向け CMS を一本化することとなり、どこかお願いできる会社がないかと探し始めたことがきっかけです。

a-blog cmsを導入される前には、具体的にどのような課題があったのでしょうか。

前述の通り、弊社では部署や事業部によって異なるシステムを使用しており、新刊・既刊情報やイベント告知などはレーベルサイトごとにほぼ手作業で更新作業を行っていました。現場担当者の PCリテラシーに差がある状況もそうですが、手作業での更新作業によるミスの発生は完全に防ぐのが難しく、そのため、一元管理されているデータベースから最新情報を自動連携する仕組みを作りたいと考えていました。

ただ、書籍情報の更新は編集部や事業部ごとに細かなルールがあり、単一ルールのテンプレートでは対応できない状況でした。他社の CMS でも各現場の要望を取り入れて構築してきましたが、要望を詰め込み過ぎた結果、かえって汎用性のない仕組みになってしまったこともありました。

a-blog cms では弊社の要望を取りまとめながら必要な機能を実装していただきつつ、各事業部で必要な機能を取捨選択できる汎用性の高さが魅力と考えています。

導入の決め手はどんなことでしたか?

導入にあたっては、国産の CMS であることが絶対条件でした。理由はセキュリティ面とサポート対応を重視したからです。会社の規模が大きくなってくると、サイバー攻撃の対象となることが多くあります。攻撃対象となりうる状況を減らすために、海外製のオープンソース CMS ではなく、国産の CMS でセキュリティサポートの手厚い業者を選びました。

海外製の CMS ですと、問題が起こった際に問い合わせから回答までに数日かかることが予想されます。そうなった場合、サービスレベルが低下した状態が続くこととなり、お客様にご迷惑をお掛けすることになってしまいます。それが、大きく予算投入をしたプロモーション案件だった場合には、かなりの機会損失を招くことになりますので、この条件は外せません。

問題があったときにすぐ対応してくれるサポート面も含めて「アップルップルさんとなら二人三脚で事業に取り組んでいける」と思えたことが、導入の決め手となりました。

実際に導入して、よかったと感じていることはどのような点でしょうか。

書籍のプロモーションは、出版直前のタイトル変更や、発売日変更などの不測の事態も発生することもあり、スピード感と情報の統一性を保った更新作業が求められていました。a-blog cms では書籍データベースから事業部ごとに設定したルールにしたがってデータ取得・ページ生成が実現し、更新作業のスピードと安定感が担保されたことが大きいです。

サイトの更新や運用は基本的に編集部や事業部で担当しているのですが、管理画面からの作業に不慣れな担当者でも更新業務がしやすく。担当者のスキルに差がある状況でも、サイトの運用更新が問題なく行えており、その点に安心感があります。

また、社外確認の際に、開発環境のプレビュー共有が手軽にできる点が大変便利です。以前は紙に印刷をして赤入れ校正を戻してもらったり、開発環境へのアクセス権を一時的に変更したりと、地味ながら現場負荷の高い作業でした。プレビュー公開の日時も指定でき、期日が来たら削除されるので、管理がとても楽です。



新しくサイトを立ち上げたいときも、既にアップルップルさんに作成していただいた弊社専用テーマをベースに構築できるため、スピーディーに新サイトをオープンさせられます。事前に設定もされているので、運用者側の工数が大幅に削減できました。

弊社の印象や今後期待したいことなどを教えてください。

我々からお願いした要望を使いやすく実装していただき、大変感謝しております。サイト運用に関して要望が多く、中には無理難題に近い課題もあったのですが、非常に良い形で実装いただき、信頼感が高いです。

今後、弊社のビジネスの範囲が拡大し、新事業に関わる際には、また一緒に課題解決に取り組んでいただけるとうれしいです。さらに、英語圏以外の地域にも事業が拡大しているので、今後は a-blog cms の多言語対応を活用していけたらと考えています。

天野様、ありがとうございました。


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インタビューをした方について

株式会社KADOKAWA 天野 利紀

デジタル戦略局デジタルプロモーション企画部クリエイティブ企画開発課所属。プロモーションサイトを中心に、各種自社Webサイト開発を担当。

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