a-blog cms 勉強会 in 名古屋 2019/03
資料請求フォームで配布している内容をアップデートいたしました。 今回は、「a-blog cms 提案資料」「a-blog cms プロフェッショナル・エンタープライズライセンス 機能紹介チラシ」「各種セミナーのご案内資料」の内容を更新しています。
資料請求では、a-blog cms のパンフレット(A4・二つ折・4ページ)とその他a-blog cms の特徴や機能などを紹介している資料をお送りします。
社内での情報共有はもちろん、発注者であるお客様にお見せいただく資料としてもご活用いただけます。
PDF版であれば資料請求後、お手元ですぐに内容をご確認いただけます。すでに導入済みの方も、これを機にぜひ資料請求フォームからダウンロードしてみてくださいね。
2019年2月28日に、a-blog cms Ver.2.10をリリースしました。
Ver.2.10では、これまでのコンテンツの管理が方法が変わるような機能が多く搭載されており、大幅なアップデートを行なっております。
他にも、管理画面のUI改善を行なっております。
より詳細なリリース情報は、リリースノートをご覧ください。
Ver.2.10は管理画面内の「更新」メニューからアップデートすることも可能ですが、ダウンロードページからもご利用いただけます。
日々使いやすいシステムとなるよう改善を勤めておりますので、皆様からの貴重なフィードバック、お待ちしております。
実はもともと Web とはまったく関係のない仕事をしていて、会社勤めの傍ら、趣味で掲示板サイトをつくっていたんです。今のように SNS のない時代でしたがコミュニティの輪が 100人規模まで広がり、雑誌や新聞などのメディアに取り上げてもらえるほど話題になりました。それがきっかけで本格的に Web の勉強を始め、そのまま Web 制作者として独立。知り合いからの「うちの会社のホームページをつくってほしい」という依頼から始まり、少しずつ仕事が増えていきました。
現在は Web 制作・運用コンサルティングに加え、Web に留まらないコンサルティングやサポートも請け負う“何でも屋”です。クライアントは B to B の製造業からサービス業まで様々ですが、どんな業種においても大切にしているのは「相手の話を聞き、最適な提案をすること」です。クライアントから相談されることは、解決して当たり前。雑談の中から現在の課題や今後力を入れていきたいことを見つけ、予算や状況に応じた提案をできるように心がけています。
独立して以来、 WordPress や Movable Type など一通りの CMS を使ってきましたが、何となくしっくりきていませんでした。プログラミングができなかったこともあり、納品する際、万が一トラブルがあった時に責任をとれるかどうかをいつも不安に感じていたんです。たとえば WordPress のように無償のオープンソースが集まって構成されている CMS だと、いつ突然動かなくなるか分からない上に、何かあった際にも対処方法を自分で見つけるしかありません。もっとリスクが少なく分かりやすい CMS はないかと探していて出会ったのが、a-blog cms でした。
PHP の知識がなくても扱えることはもちろん、Web を本業としていないクライアントでも更新しやすく、どんな人にとっても学習コストが少なく済むことに魅力を感じました。実際に a-blog cms は、クライアントにデモサイトを見せると「これなら自分でも更新できそうだ」と言っていただけます。他の CMS からのリニューアル案件や、a-blog cms を使うこと前提でご指名いただく仕事も多いんですよ。
標準仕様で必要な機能がそろっていることも、a-blog cms で気に入っているポイントです。
予算 100万円以内というクライアントでも「この機能はつけられますか?」と聞かれて、断ったことがほとんどありません。WordPress のような無償の CMS は、プラグインで機能を追加しようとすると作業量と予算が膨らんでしまいがちですが、a-blog cms ならスタンダードライセンスで大体の機能がまかなえるんです。
もちろん有償なだけあって、何かあった時のサポート体制も万全です。分からないことがあれば、いつでもアップルップルの優秀なエンジニアが丁寧に答えてくれますし、初歩的な質問でも最も詳しい人に直接聞けるのは心強いですね。
また、定期的に開催されている勉強会や Training Camp も毎回とても役立っています。「プログラミング能力に左右されず、PHP を知らない人でもすごい Web サイトをつくれる」ということが、a-blog cms の面白いところなんですよ。イベントでは他のユーザーさんのつくった管理画面を見せてもらえたり、「この機能を使ってこんなカスタマイズをしました」という事例を共有し合っています。見たものをそのまま持ち帰ることができ、経験を積んだ今でも勉強になることばかりです。
私が a-blog cms で特に気に入っている機能は、位置情報の設定です。スマホなどで出先から Web サイトを閲覧することが多い現在、GPS 情報に基づいた今いる場所から近い順で店舗を表示させたり、記事を絞り込むニーズはますます高まっています。
a-blog cms ならこの位置情報の設定を、専用のプログラムを開発したりしなくてもスタンダードライセンスの標準機能として利用することができるんです。私は クライアントの Web サイトで提案することに加えて、趣味で個人的につくっている東大阪の地域情報ポータルサイトでも位置情報を重宝しています。
現在はエバンジェリストとして a-blog cms を広める活動もしていますが、「位置情報の設定と言えば坂本」という立ち位置が確立されつつあるかと思います。
SNS が普及し誰もが発信者になれる今、これからは媒体よりもコンテンツの中身が重視される時代だと感じています。そして最新の情報をスピーディーに発信するために、やはり担当者自身の手で記事を書いていくことが大切なんですよね。
私自身、クライアントに「Web サイトを更新しましょう」「ブログを書きましょう」と常々伝えていますが、本来は更新すること自体より、その先にある「文章と写真で何を伝えるか」という中身の方がずっと大切なんです。だからこそ更新方法が分かりづらい CMS で、コンテンツの精査よりも更新作業にばかり時間をかけていては、本末転倒になってしまう。
その点、a-blog cms なら、ユニット機能によりブロックを順番に積んでいく感覚で簡単に更新していくことができます。文章を書き慣れていない人でも、見出し→本文という構成に沿って記事を作成していけるため、意識せずに分かりやすい文章を書くことができるんです。書くことのハードルを下げ、何を伝えるかという本質的な部分に時間をかけられるのが a-blog cms なんです。
ユニットの使用例。このように見出しやテキスト本文をブロックごとに分けて記述するので文章構造を意識して記事を書けるようになる
今後さらに取り組んでいきたいのは、先ほどもお話した、位置情報の機能をさらに活用した Web サイトの提案です。
今、活気をなくしかけている観光地や商店街、地方開催の街コンなど「PR を頑張りたいけれど予算が少ない」と悩んでいる自治体やイベント団体はたくさんあります。a-blog cms ならライセンスごとに売り切りのため、限られた予算にも対応できますし、ポータルサイトの雛形をつくって販売するという手もあると思います。a-blog cms と一緒に、地方を盛り上げていくような活動ができないかと画策中です。
これからも a-blog cms の新たな可能性を探りつつ、そうすることで、いつもお世話になっているアップルップルにも恩返ししていけたらと思っています。
坂本さんのインタビューは以上です。この度はインタビューを引き受けてくださり、ありがとうございました。
坂本さんの「a-blog cms と一緒に、地方を盛り上げていく活動」、スタッフ一同、楽しみにしております!
年に2回行われているa-blog cmsの大規模なイベント。毎年5月と11月に開催され、金曜日と土曜日の2日間で開催している。全国各地からa-blog cmsユーザーが集まる。参加してみたい方は、開催の際に連絡が届くように事前に「a-blog cms Training Camp」のメンバーになっておくとおすすめ。