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モデルハウスナビ

概要

モデルハウスナビ様は、見学可能なモデルハウス情報を多数掲載する不動産ポータルサイトです。MAPや価格帯、キーワードで絞り込み検索ができる他、現在地の位置情報から近いモデルハウスに並び替える機能を実装しました。また、360°の3D内覧を可能とするMatterport(マターポート)によって、モデルハウスのイメージを隅々まで体感できます。

全国規模のモデルハウスポータルサイトを目指して

サイト公開時は「モデルハウスナビ 北海道版」のみで運用をスタートしましたが、徐々に全国各地のモデルハウス情報を掲載できるようにする必要があったため、エリア単位で子ブログ化しました。各エリアの子ブログで共通のテーマを利用することで、拡張性のある設計になっています。



3Dスキャン立体画像で360°の3D内覧を可能に

室内を360°見渡せる3D映像の「Matterport」の埋め込みに対応しました。モデルハウスの情報が隅々まで更新しやすい設計となっています。見学する前の検討段階で、モデルハウスの内覧の疑似体験が可能になっています。



今いる場所から近い順に並びかえる機能

新しい家を決める検討要素として「立地」はとても重要です。「住み慣れた街に住みたい=現在の住まいから近い場所に住みたい」というニーズに答えるため、今いる場所から近い順に並びかえるソート機能を実装しました。a-blog cms の位置情報を使って記事を絞り込む「Entry_GeoList」で、今いる場所の近くで開催されているモデルハウスをワンクリックで知ることができます。

モデルハウスと建築会社を紐付ける関連エントリー

当然ですが、モデルハウスには建てた建築会社が存在します。1社が複数のモデルハウス情報をサイトに掲載する場合、毎回建築会社の情報を入力するのは、非常に手間がかかります。 そこで、建築会社情報のデータのみを扱う子ブログを構築し、モデルハウスの「関連エントリーとして建築会社を選択する」という運用にしました。



これにより、例えば建築会社が移転して住所が変わったり、電話番号が変わったりしても、建築会社の子ブログのデータを修正することで、モデルハウス情報側の建築会社情報も自動で更新される仕組みにできました。

モデルハウス見学の意思決定に役立つ「コラム」

コンテンツマーケティングの一環で、自然検索からの流入を意識した「コラム」を a-blog cms で実装。注文住宅に関する多種多様な記事を掲載しています。



株式会社圓屋

GeoLocation(ジオロケーション)によるサービス強化

以前のサイトは、Movable Typeで作られており、バージョンも古くスマホ、SSL対応含めたリニューアルのご依頼をいただきました。サイトリニューアルに際して以下のようなご要望をいただきました。

お客様からの本部に買取の電話相談が多くかかってきており、対応に時間を取られてしまうため、サイトからのフォーム(メール)でのお問合せ、もしくは店舗への直電に変わるようにしたい。

今回、サイト自体のデザインは、踏襲して大幅に変更しない前提で、Movable Typeからa-blog cmsに変更し、GeoLocationを使った店舗情報を表示することで、エンドユーザーの位置情報から一番近いお店を上位に表示することで本部への電話による問い合わせの軽減を測りました。

左の写真はリニューアル前、右の写真はリニューアル後の店舗一覧です。 右側は、ジオロケーションで現在いる位置から近い順に表示され、距離も合わせて表示されるようになっています。



サイトリニューアル後に電話自体の件数は、残念ながら増加しました。理由としては、サイトをリニューアルしたことでアクセスボリューム自体が増えたため、電話の総数自体が増えたからです。結果としては、GeoLocationを使うことで、日々変わる現場で急ぎで必要となる資材を近くのお店で調達できるようになり、多店舗展開の利点を生かしたお店の紹介が可能な仕組みになり、お客さんが増えたので嬉しい悲鳴となりました。



また現場の担当者が、ブログを簡単に更新できるようになったことから、以前より頻繁にアップしてくれるようになりました。ダイレクト編集機能を使うことで画像の変更も変更したい画像の上でクリックして簡単に変更できるなど、ITリテラシーが高くないユーザーでも簡単に対応できるようになりました。



他にも店舗担当者の移動があるということで、ユーザー管理画面にカスタムフィールドで所属店舗などの情報を持つことで、将来、店舗が変更しても簡単に変更できるようなカスマイズをしました。



a-blog cmsを選択した理由

以下の理由から今回の制作においてa-blog cmsを選択いたしました。

  • ジオロケーションの機能が基本機能として実装されており、位置情報を使った並び替えが容易にできる
  • ユーザーのカスタムフィールド機能のおかげでユーザー管理が容易にできる
  • ブログの登録・編集がみたまま操作することが可能で、ユーザービリティが非常に良い

最後に、a-blog cmsには、WEB制作において必要な機能がディフォルトで実装されており、工夫次第で色々なことに柔軟に対応できます。ライセンスは有償ですが、結果的にメンテナンスコストなどを考えると非常に安価と言えます。


あまり大事でない東大阪ガイド

位置情報を活用した基本テーマとして

a-blog cms Ver.2.7で実装された位置情報機能を活用するサンプルとして制作したWebサイトを、Ver.2.10リリースとともに、より最新の仕様に合わせてリニューアルしました。

位置情報の利用は、ある程度経験のある制作者なら簡単につくれるものですが、a-blog cmsでの制作に慣れていなくても、テーマのカスタマイズができるように以下のことに配慮しています。

  • できるだけa-blog cmsの基本機能を使い、運用・保守の負荷を減らすこと
  • 標準テンプレートであるbeginner2018の構造に近いものにし、カスタマイズ工数を減らす
  • 予算の小さな案件での場合でも、インストールするだけで最低限使える機能を持たせる

主要な機能について

現在位置から近いスポットを表示

スマートフォンの位置情報を利用して、現在位置を中心として、周辺のスポットを地図上に表示できるようにしました。

またこのサイトでは、Yahoo!地図を利用しています。a-blog cmsの基本機能として無料で使える地図には、他にもオープンストリートマップがありますが、地方都市では建物の形状などが表示されないことも多く、地域情報で利用するには物足りません。

Yahoo!地図はGoogleマップに比べて、カスタマイズできる部分は少なくなりますが、ゼンリンの地図を利用し細部まで表示できるため、地方都市や高いズームレベルが必要な場合には、現時点で最も効率的だと考えています。


現在位置を取得して中心に表示しているため、周囲にある行きやすい場所を把握しやすい


近隣のスポットを近い順にピックアップ

現在見ているエントリーから近い順に距離と徒歩での時間を表示しています。


徒歩10分以内でいける非常に近いスポットについては、目立たせて表示。表示件数も簡単に変更できます


近い順の表示と距離を表示するのは標準機能ですが、距離はメートルでの表示となるため、キロメートル表示に直す校正オプションを作成しています。

また徒歩での時間も校正オプションを作成しています。こちらは距離から不動産広告で利用される分速80mを使って計算しています。

さらに、現在見ているページから歩いて行ける範囲のスポットを判断できるようにし、散策・訪問コースを決めやすくする工夫を行っています。現在位置に近いスポット→その近隣のスポットの流れをつくることができます。1つの目的地だけでは訪問のハードルが高くなりがちですが、複数の目的地があれば訪問しやすくなることを想定しています。

スポット一覧の印刷

登録してあるスポットの一覧をQRコード付きでプリントアウトすることができるテンプレートを用意しています。


ページタイトルとQRコード・サマリーを出力


Webサイトを見ている分には不要なものですが、観光案内所や休憩所などにQRコードを掲示するだけでも、現地の利用者が簡単にこのサイトに訪問できるようになります。Webサイトからの集客はもちろんですが、逆に現地からサイトを利用する場合にもお使いいただけます。

ナビゲーションにはカテゴリーリストモジュール

デフォルトテーマではグローバルナビゲーションにはナビゲーションモジュールが使われていますが、カテゴリーリストに変更しています。

カテゴリーにカスタムフィールドをつくり、表示させたいものだけにチェックすることでナビゲーションとしています。またアイコン・画像もカスタムフィールドにしていますので、自由に変更することができます。


アイコン画像も変更可能


エリアリストをカスタムフィールドで管理

小エリアを設定することができますので、同じ地域内でも細かくエリアを設定することができます。エリア追加・削除も管理画面で設定できるようにしています。


カテゴリーとは別にエリアを設定。エリアは管理画面で増減可


カスタムフィールドで増減できるエリア

エントリー作成時にエリアを選択

作例では市内のエリアを分けるという使い方をしていますが、同じ商店街であっても、駅の北側と南側に分けるような使い方もできますし、A商店会・B商店会のように分けて設定することもできます。

サブカテゴリー機能を使えばより細かい管理ができますが、小規模利用を想定したテーマですので、管理が複雑にならないようにしています

デザインテイストの変更

大きな写真・ナビゲーションの画像など、管理画面で複数の箇所を変えられるため、デザインイメージの変更も容易です。

管理画面で変えられる画像は以下の通りです。

  • ロゴ
  • 各カテゴリー用のアイコン
  • お知らせエリアの背景画像
  • 観光・見どころ案内の背景画像
  • バナーエリアの画像
  • フッターの上の画像

またロゴはトップページ(写真を背景に置く場合)と下層ページ(白背景を前提とする場合)の2種類を登録可能です。トップページには装飾を施した特別なロゴを、下層ページにはシンプルなものを置くなど使い分けが可能です。ロゴのサイズは3サイズ(400px、320px、240px)を選べるようにし、デザインに応じてサイズをお選びいただけます。

それ以外の部分については、CSSを書き換えることになりますが、多くの部分はSCSSファイル内で変数化(デフォルトテーマと同じ_variables.scss)していますので、色の変更は容易です。

Instagramについて

Instagramの写真を貼りたいという需要は多いかと思われますが、今後APIが使えなくなるため、a-blog cmsの機能は使わず、外部に既存サービスのウィジェットを貼り付けられるようにしています。

地域情報のスモールスタート用テーマとして

地方都市の観光協会・商店街ではWebサイトをつくったものの活用されていない場合や、大昔につくったまま放置されていて、スマートフォンでは表示できないものが多くあります。

保守・更新費用に耐えかねるような規模の団体でも、a-blog cmsであれば自身で運用し、メリットを感じれば拡張するという選択も可能なはずです。

「一度失敗したものの、新たなWebサイトで再スタートを切りたい」という要望にも応えやすい設計になったのではないかと思います。


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