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書くことのハードルを下げ、何を伝えるのか 〜 CMSを使って更新することよりも大切な本質 〜

趣味のサイトがきっかけで Web の世界へ

実はもともと Web とはまったく関係のない仕事をしていて、会社勤めの傍ら、趣味で掲示板サイトをつくっていたんです。今のように SNS のない時代でしたがコミュニティの輪が 100人規模まで広がり、雑誌や新聞などのメディアに取り上げてもらえるほど話題になりました。それがきっかけで本格的に Web の勉強を始め、そのまま Web 制作者として独立。知り合いからの「うちの会社のホームページをつくってほしい」という依頼から始まり、少しずつ仕事が増えていきました。

現在は Web 制作・運用コンサルティングに加え、Web に留まらないコンサルティングやサポートも請け負う“何でも屋”です。クライアントは B to B の製造業からサービス業まで様々ですが、どんな業種においても大切にしているのは「相手の話を聞き、最適な提案をすること」です。クライアントから相談されることは、解決して当たり前。雑談の中から現在の課題や今後力を入れていきたいことを見つけ、予算や状況に応じた提案をできるように心がけています。

安全でどんな人でも使いやすい CMS を求めて

独立して以来、 WordPress や Movable Type など一通りの CMS を使ってきましたが、何となくしっくりきていませんでした。プログラミングができなかったこともあり、納品する際、万が一トラブルがあった時に責任をとれるかどうかをいつも不安に感じていたんです。たとえば WordPress のように無償のオープンソースが集まって構成されている CMS だと、いつ突然動かなくなるか分からない上に、何かあった際にも対処方法を自分で見つけるしかありません。もっとリスクが少なく分かりやすい CMS はないかと探していて出会ったのが、a-blog cms でした。

PHP の知識がなくても扱えることはもちろん、Web を本業としていないクライアントでも更新しやすく、どんな人にとっても学習コストが少なく済むことに魅力を感じました。実際に a-blog cms は、クライアントにデモサイトを見せると「これなら自分でも更新できそうだ」と言っていただけます。他の CMS からのリニューアル案件や、a-blog cms を使うこと前提でご指名いただく仕事も多いんですよ。

標準でついてくる多彩な機能と安心のサポート体制

標準仕様で必要な機能がそろっていることも、a-blog cms で気に入っているポイントです。

予算 100万円以内というクライアントでも「この機能はつけられますか?」と聞かれて、断ったことがほとんどありません。WordPress のような無償の CMS は、プラグインで機能を追加しようとすると作業量と予算が膨らんでしまいがちですが、a-blog cms ならスタンダードライセンスで大体の機能がまかなえるんです。

もちろん有償なだけあって、何かあった時のサポート体制も万全です。分からないことがあれば、いつでもアップルップルの優秀なエンジニアが丁寧に答えてくれますし、初歩的な質問でも最も詳しい人に直接聞けるのは心強いですね。

また、定期的に開催されている勉強会や Training Camp も毎回とても役立っています。「プログラミング能力に左右されず、PHP を知らない人でもすごい Web サイトをつくれる」ということが、a-blog cms の面白いところなんですよ。イベントでは他のユーザーさんのつくった管理画面を見せてもらえたり、「この機能を使ってこんなカスタマイズをしました」という事例を共有し合っています。見たものをそのまま持ち帰ることができ、経験を積んだ今でも勉強になることばかりです。

ニーズが高まる位置情報の設定も標準仕様

私が a-blog cms で特に気に入っている機能は、位置情報の設定です。スマホなどで出先から Web サイトを閲覧することが多い現在、GPS 情報に基づいた今いる場所から近い順で店舗を表示させたり、記事を絞り込むニーズはますます高まっています。


スクリーンショット:JavaScriptでマップが実装されており、緯度、経度、ズームの値が設定できる

標準機能で用意されている位置情報の設定


a-blog cms ならこの位置情報の設定を、専用のプログラムを開発したりしなくてもスタンダードライセンスの標準機能として利用することができるんです。私は クライアントの Web サイトで提案することに加えて、趣味で個人的につくっている東大阪の地域情報ポータルサイトでも位置情報を重宝しています。

現在はエバンジェリストとして a-blog cms を広める活動もしていますが、「位置情報の設定と言えば坂本」という立ち位置が確立されつつあるかと思います。

書くことの敷居を下げ、コンテンツの質を高める

SNS が普及し誰もが発信者になれる今、これからは媒体よりもコンテンツの中身が重視される時代だと感じています。そして最新の情報をスピーディーに発信するために、やはり担当者自身の手で記事を書いていくことが大切なんですよね。

私自身、クライアントに「Web サイトを更新しましょう」「ブログを書きましょう」と常々伝えていますが、本来は更新すること自体より、その先にある「文章と写真で何を伝えるか」という中身の方がずっと大切なんです。だからこそ更新方法が分かりづらい CMS で、コンテンツの精査よりも更新作業にばかり時間をかけていては、本末転倒になってしまう。

その点、a-blog cms なら、ユニット機能によりブロックを順番に積んでいく感覚で簡単に更新していくことができます。文章を書き慣れていない人でも、見出し→本文という構成に沿って記事を作成していけるため、意識せずに分かりやすい文章を書くことができるんです。書くことのハードルを下げ、何を伝えるかという本質的な部分に時間をかけられるのが a-blog cms なんです。


スクリーンショット:見出しと本文テキストのユニットの入力欄が2つ並んでいる

ユニットの使用例。このように見出しやテキスト本文をブロックごとに分けて記述するので文章構造を意識して記事を書けるようになる


a-blog cms を活かして新たな提案を続けたい

今後さらに取り組んでいきたいのは、先ほどもお話した、位置情報の機能をさらに活用した Web サイトの提案です。

今、活気をなくしかけている観光地や商店街、地方開催の街コンなど「PR を頑張りたいけれど予算が少ない」と悩んでいる自治体やイベント団体はたくさんあります。a-blog cms ならライセンスごとに売り切りのため、限られた予算にも対応できますし、ポータルサイトの雛形をつくって販売するという手もあると思います。a-blog cms と一緒に、地方を盛り上げていくような活動ができないかと画策中です。

これからも a-blog cms の新たな可能性を探りつつ、そうすることで、いつもお世話になっているアップルップルにも恩返ししていけたらと思っています。


坂本さんのインタビューは以上です。この度はインタビューを引き受けてくださり、ありがとうございました。

坂本さんの「a-blog cms と一緒に、地方を盛り上げていく活動」、スタッフ一同、楽しみにしております!

Training Campとは

年に2回行われているa-blog cmsの大規模なイベント。毎年5月と11月に開催され、金曜日と土曜日の2日間で開催している。全国各地からa-blog cmsユーザーが集まる。参加してみたい方は、開催の際に連絡が届くように事前に「a-blog cms Training Camp」のメンバーになっておくとおすすめ。

a-blog cms Training Camp | Doorkeeper


クライアントの満足につながる CMS を見つけて 〜 a-blog cms で広がっていく Web 制作の仕事の幅 〜

クライアントの満足につながる CMS を見つけた

独立前は SI ベンダーのデザイン部門で働いており、その頃から UIデザイン、Web 制作を行っていました。Web 制作では、主に自社の CMS を使って仕事をしていました。独立したのは 2011年です。

「Web 制作で食べていく以上は、WordPress や Movable Type などを使った構築方法を学ばなければいけないだろう」と感じていた時に、福井県で開催された CSS Nite というセミナーイベントでアップルップル(a-blog cmsの開発会社)の山本さんと知り合いました。懇親会で CMS を迷っていることを伝えたところ、その場でパソコンを広げて a-blog cms のデモをしてくれたのですが、直感で「これはすごい」と感動しました。ダイレクト編集モードでブラウザに表示されているページをそのまま編集できる点が「デモをした時、クライアントの受けが良さそうだ」と感じたのです。

「更新しやすい」と感じてもらえることで仕事も獲得しやすくなることを容易に想像でき、また何より、自分が感動したこの想いを多くの人に知ってもらいたいと思いました。有償であることも、トータルコストで考えれば決して高いとは思いませんでした。


ブラウザに表示されているページをそのまま編集できる「ダイレクト編集モード」


誰でも上手に記事を書けるユニットの仕組み



a-blog cms で便利だと思うのは、エントリー作成時のユニットの仕組みです。

見出しや本文、箇条書きなどの区分けが明確になっているため、自然と文章構造を意識しながら記事を書くことができます。クライアントに更新のレクチャーをする際も、a-blog cms なら、いかに記事を作成しやすいかに重点を置いて伝えるようにしています。

実際にコラムやブログなどの記事を書くことに慣れていない方でも、読みやすく伝わりやすい記事を書きやすいと実感いただけているようです。また、記事作成をしながらレイアウトを 2列や 3列構成に柔軟に変更できるのも、ユニットの素晴らしい点です。

a-blog cms で他社と差別化、自分の強みに

たとえば不動産の物件詳細ページなど情報量の多いページは、より公開画面に近いレイアウトで入力できた方が操作性が高まると考えています。



a-blog cms は、ノンプログラムで入力画面のカスタマイズを行うことができ、より運用しやすい Web サイトの構築が可能になります。クライアントから「更新しやすくて助かる」と言っていただけることも多く、気づけば CMS は a-blog cms 一筋に。他の CMS を指定する見積もり依頼が来たらお断りするようになりました。

結果的に他社の Web 制作会社との差別化につながり、a-blog cms を使えるということが私の武器になっていきました。

最前線のノウハウが詰まった充実の標準機能

国産の CMS でサポート体制が整っていることも、a-blog cms の良いところです。
不明点があればいつでも気軽に質問でき、レスポンスも早いので助かっています。実現したい表示、想定した実装方法を尋ねると「それで大丈夫」と一言もらえたり、他の方法を教えてもらえる時もあります。クライアントに自信を持って提案できるのがありがたいですね。
オープンソースの CMS にあるような、データベースを書き換えられたりといったセキュリティリスクが少ないことも安心材料です。

使い始めた当初は、ちょっとした疑問点について検索しても出てこないということはありました。しかし、現在はコンテンツが徐々に充実してきていますし、Twitter でハッシュタグ #ablogcms をつけてつぶやくとアップルップルのスタッフの方や、他の a-blog cms ユーザーからアドバイスをもらえ、疑問を解決できるケースが増えました。

そして、開発元自体が Web 制作会社でもあるということも、a-blog cms の強みです。ユーザーが求めているニーズとのズレがなく、むしろ先を行っている。カスタマイズ性の高さや充実した新機能など、品質の高い Web サイトを作り続けてきたノウハウが詰まっているのは、開発者であると同時にユーザーであるからこそ可能になるのでしょうね。

a-blog cms を知ってもらいファンを増やす



これまで a-blog cms を使って、住宅メーカーや貸衣裳店、フィットネスクラブなど、 60以上の Web サイトを制作しました。 a-blog cms を使った仕事を増やすために、私が目指してきたのは「エンドユーザーとなるクライアントはもちろんのこと、仕事をいただく代理店の担当者も a-blog cms のファンになってもらおう」ということ。
代理店の人にも勉強会に来てもらい、開発元の代表である山本さんと直接話せると、機能面のメリットに加えて安心感も増します。

そして a-blog cms のファンを増やすほど、私自身の仕事も広がるという良い循環を生み出すことができました。2015年からは、アップルップル公認の a-blog cms エバンジェリストに。2016年に発行された a-blog cms に関する書籍『実践!コンテンツファーストのWebサイト運用』(通称:赤い本)では、成果を重視したカスタマイズの事例紹介として、執筆にも関わらせてもらいました。

独立後の仕事のベースになった

独立以降、Web サイトを含む企業の継続的なデジタルコミュニケーション全般を支援し、売上や成果につなげることをミッションとして活動してきました。

だからこそ現在は Web 制作というよりは、Web サイトを制作した会社に対して運用コンサルティングを行う仕事がメインになっています。
月1〜2回、クライアントの会社に訪問して Web サイトの成果を共有し、ターゲットを分析したり、SNS を活用したアプローチ方法を提案したり。また Web 制作に関連して、映像制作やセミナー講師の仕事もいただくようになりました。

仕事の幅を広げることができたのも、a-blog cms という私にとって最善最良の武器があってのことです。今後もユーザー、そしてエバンジェリストとして、a-blog cms の良さをさらに広めていけたらと思います。


いちがみさんへのインタビューは以上です。 この度はインタビューを受けてくださり、ありがとうございました!

CSS Niteとは

CSS Nite(シーエスエス・ナイト)は、Web制作に関わる方のためのセミナーイベントです。書籍を執筆していたり、他のセミナーでも登壇している講師陣を呼んで、都内だけではなく、地方でも開催されています。

CSS Nite


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