エントリー登録に便利な機能
日付と時刻について
エントリーの日付と時刻は、新しくエントリーを作成した時のものが適用されます。 ただし、エントリーの公開ステータスを「下書き」として保存すると、次にステータスを「公開」にした時に日時が更新されます。
複数回に分けてエントリーを作成する場合などに、公開で きる段階になるまで「下書き」ステータスにしておくことで、エントリーの公開時の日時を摘要させることができます。
また、時刻部分をクリックすると現在の時刻が反映されます。エントリーを入力するのに時間がかかってしまった場合などに、保存前に時刻部分をクリックする事で最新の時刻にできます。
任意のファイル名を指定する
通常、何も設定せずにエントリーを作成した場合、そのエントリーを表示するためのファイル名はファイル名接頭辞 (初期状態ではentry-)+連番+ファイル名拡張子(初期状態では.html)となります。
任意のファイル名を指定する場合には、 [エントリー作成] 画面または [エントリー変更] 画面の [詳細設定] 内のファイル名に記述します。
なお、ファイル名接頭辞、ファイル名拡張子の変更やファイル名の自動生成についての設定は[管理ページ] > [コンフィグ] > [編集設定] から変更できます。
公開日時、掲載期限を設定する
通常、登録したエントリーは[公開] [非公開] などで任意にステータス(公開状況)を設定しますが、公開日時、公開期限を設定する事で、自動的に指定の日時でステータス(公開状況)を変更できます。
公開日時(公開期限)を設定した場合、公開日時以前(公開期限以後)は、ステータスが[公開] とされていても一般の閲覧者には表示されなくなります。
なお、a-blog cmsのキャッシュ機能をオンにしている場合、公開日時(公開期限)を設定してあってもキャッシュとしてエントリーが表示されてしまう場合があります。このような場合にはキャッシュの有効期間を短くする、cron を利用して定期的に自動でキャッシュをクリアするなどの対応が必要になります。
タイトルにリンク先を設定する
サイト内のお知らせとして、エントリータイトルをリスト表 示するような場合、内容によってはタイトルのリストからエントリー詳細ページへ移動させる必要が無いという要望が あります。
例えば「製品情報ページを更新しました!」というお知らせエントリーは、お知らせエントリーの詳細ページを表示させるよりも、対象のページへ誘導したいという場合があります。
このような場合は、[詳細設定] 内の [リンク先URL] にリンク先を入力します。こうすることで、エントリーリスト (Entry_List)モジュールでタイトルのリストを表示した場合に、タイトルテキストからのリンク先をエントリー詳細ページではなく任意のURLにできます。
ただし、エントリーの内容を変更しようとした場合にも、 タイトルテキストからエントリー詳細ページへは移動できなくなりますので、管理ページ内のエントリー管理から変更 する必要があります。ご注意ください。
「続きを読む」リンクを使った表示
1つのエントリーが長くなった場合の読みやすさを考慮して、一覧表示時には任意の場所で「続きを読む」としてエントリー詳細ページへのリンクを作成できます。
「続きを読む」リンクを表示する場合には、[エントリー作成] 画面または [エントリー変更] 画面 で、ユニット追加ボタンの上の「以下のユニットが一覧表示時に「続きを読む」になります」と書かれたブロックを、「続きを読む」 リンクで分けたいユニットの間にドラッグ&ドロップで移動させてください。
ユニットの順番を入れ替える
a-blog cmsではエントリー内に要素ごとにユニットを配置していきますが、これらユニットの順番は簡単に入れ替えることができます。 各ユニットの順番は、ドラッグ&ドロップまたはユニット入力欄左上の番号をプルダウンメニューから変更できます。 各ユニットの上部の濃いグレーの部分でドラッグ&ドロップできますので、任意の場所に入れ替えができます。 また、ユニット数が多くなった、移動距離が大きい場合など、ドラッグ&ドロップがしにくい場合には、各ユニット左上の番号が書かれたプルダウンメニューから選択する事でも ユニットの順番が変更できます。
SEOに便利な機能
a-blog cmsでは、エントリーごとにSEO(検索エンジン対策)のための情報を設定できます。 エントリーの編集画面の「SEO設定」から個別のエントリーに対して「タイトル」「キーワード」「概要文」「検索エンジンへの登録の有無」「sitemap.xmlへの表示の有無」 「RSSファイルへの表示の有無」が設定できます。
タイトル
エントリーの情報にある「タイトル」とは別に、タイトルとして使用する文字列を設定できます。テキスト入力欄では文字数のカウントをしており、タイトル見出し下に表示され ます。
キーワード
このエントリー固有にmetaタグのキーワード(keyword)となる文字列を設定できます。複数のキーワードを設定する場合には、カンマでキーワードを区切って入力します。
概要文
このエントリー固有にmetaタグの概要文(description)となる文字列を設定できます。テキスト入力欄では文字数のカウントをしており、概要文見出し下に表示されます。
検索エンジン
「検索エンジンに表示しない」をチェックすることで、このエントリーには <meta name="robots" content="noindex"> が表示され、検索エンジンに対してインデックス(登録)しないという意思を表示します。 意図的に検索エンジンに登録させたくない場合に使用します。
サイトマップ
「サイトマップに表示しない」をチェックすることで、このエントリーは a-blog cms が出力する sitemap.xml に表示されなくなります。サイトマップファイルに表示させないこ とにより、検索エンジンに対して表示するサイトの構造から外すことができます。
RSS
「RSSに表示しない」をチェックすることで、このエントリーは a-blog cms が出力する rss2.xml に表示されなくなります。RSS配信の必要がないエントリーに使用します。
バージョン管理
a-blog cms のバージョン管理機能とは
バージョン管理機能とは、エントリーの変更をする際、上書きとは別にその時その時の内容を保存して、必要な時に保存した内容に切り替えを行える仕組みにな ります。
エントリーの過去の変更履歴の保存や、同一URLで未来に表示したい内容を先行して作成しておく時に便利に使えます。
この機能を利用するには、管理者による利用設定が必要です。管理者にご相談の上ご利用ください。
エントリーの作成
エントリーの新規作成を行った場合は、作業領域というバージョンで保存され、そのバージョンが公開されています。
バージョン管理が必要ではない場合
バージョン管理が必要でないエントリーの場合や、今公開されているバージョンをそのまま上書きしたい場合は特に必要な動作はなく、バージョンを意識する必要もありません。いったん作成したエントリーの編集画面に戻ると下部に上のようなフォームが表示されています。保存ボタンをクリックすれば、今公開されているバージョンがそのまま上書きされるだけです。
今の状態を旧バージョンとして残しながら新規バージョンを作成したい場合
今の状態を旧バージョンとして残しながら新規バージョンを作成したい場合には、バージョン名を入力し、「新規バージョンとして」を選択して保存します。
編集画面の上部に上のように表示されています。「公開バージョン」は表側の画面に公開されているバージョンを指します。「表示中のバージョン名」は編集側の画面に今表示されているバージョンを指します。「表示中のバージョン名」は公開中のバージョンと異なっている場合のみ表示されます。試しに「バージョン管理」ボタンをクリックしてみると
上のように、公開バージョンは(新規作成時の)「作業領域(バージョンID1)」であることが分かります。この画面から「確認」をクリックすると各バージョンの表側の表示のされ方を確認することができます。「編集」をクリックするとそのバージョンの編集画面に行くことができます。
編集したいバージョン、ここでは「2023-12-14 修正」の編集画面に戻り、編集を行います。そのまま保存していけば、表示中のバージョンをどんどん上書きしていくことができます。公開して良い状態になったら、いよいよバージョンを手動または予約で公開します。
バージョンを手動で公開する
まずは編集画面上部の「バージョン管理」ボタンをクリックします。
公開したいバージョンの「確認」ボタンをクリックします。
確認画面ではプルダウンを使ってさまざまな端末での表示を確認することもできます。右上の「このバージョンを公開」ボタンをクリックすれば、該当のバージョンを公開することができます。
バージョンの公開を予約する
特定の日時にバージョンの公開を予約する、つまり既存のエントリーの更新を予約することもできます。
その場合はまず作成した該当バージョンの編集画面の「詳細設定」を開き、公開日時に公開を予約したい日時を入れて保存します。
あとは手動でバージョンを公開する場合と同様です。「バージョン管理」をクリックして、
公開日時が正しいことを確認して「確認」ボタンをクリックします。
最後に「このバージョンを公開予約」ボタンをクリックします。これで、予約した日時にバージョンが公開されます。
プレビュー機能
エントリーのプレビュー機能とは
a-blog cms では、エントリーを各端末のデバイス幅での表示確認ができるプレビュー機能を用意しています。プレビュー機能を利用することで、公開前のエントリーも表示確認が可能です。
この機能はエントリーの詳細ページで表示される「プレビュー」ボタンから利用できます。
プレビュー機能で行えること
プレビュー機能で行えることは上部のバーで行えます。主に行えることは下記になります。
- 各端末の幅に表示切り替え
- 実際の幅、高さの確認
- 縮小率の切り替え
- 回転(縦向き・横向きの切り替え)
- ページ全体のスクリーンショットを撮影
- 確認用リンクの発行
ページ全体をスクリーンショットで撮る
プレビュー機能には、プレビュー表示しているページ全体をスクリーンショットを撮影できる機能があります。
この機能を使ってスクリーンショットを撮ることで、各デバイスの幅での表示を画像で比較したり、ログインが困難な他の人に画像を共有して内容の確認をお願いすることが可能です。
プレビュー画面のカメラのアイコンをクリックして、ページ全体のスクリーンショットを撮影します。
プレビューする端末をPCに設定し、スクリーンショットを撮影すると、下記のような画像を生成します。
確認用リンクを発行してプレビュー状態を他の人に共有する
確認用リンクを発行してプレビュー状態を他の人に共有する機能を用意しています。上部のバーのリンク共有のアイコンをクリックします。
確認用リンクを共有された相手は、非ログイン状態の方でもページを確認できます。共有リンクの有効期間のデフォルトの設定は48時間です。有効期間は管理者による変更が可能です。期間を変更したい場合は管理者にご相談ください。
確認用リンクを取得したら、表示されたURLをコピーして確認を取りたい相手に共有してください。